Macでダブルコーテーションマークが自動変換されるのを防ぐ方法

Macって初期設定のままだと、メモとかEvernoteにダブルコーテーション・シングルコーテーションマークをタイピングした際、勝手に別の文字に変換されるんです!よ!

この自動変換を無効にするための設定方法をまとめておきます。
(完全に自分の備忘録です。)

二重引用符・一重引用符が自動変換される例

まず、勝手に変換される例を見ていきましょう。
こんな感じの違いが発生します。

ダブルクォーテーションの場合

<p class="check">通常の二重引用符</p>
<p class=check>自動変換された二重引用符</p>

シングルクォーテーションの場合

<p class='check'>通常の一重引用符</p>
<p class=check>自動変換された一重引用符</p>

どうでしょう?
赤文字の部分、ちょっぴり異なるのが分かりますか?

この自動変換される状態でプログラムのコーディングとかしちゃうと、「あれ、コードが反映されない…?」みたいなことが起こります(そうです私です!!)。

Macで自動変換を無効にする方法

それではこの自動変換を止める方法を見ていきましょう。

システム環境設定からキーボードの設定を開く

右上のりんごマークから「システム環境設定」を開きます。

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「キーボード」を選択します。

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スマート引用符とスマートダッシュを使用のチェックを外す

「ユーザ辞書」タブ内の「スマート引用符とスマートダッシュを使用」チェックボックスの選択を外してください。

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これだけでオッケーです!


クォーテーションマークを統一して変換させたい場合は、チェックをつけた状態のままで、プルダウンから二重引用符と一重引用符の変換候補を選んでもOKです。

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システム環境設定を見直しても直らない場合

上記の設定をしても直らない場合は、以下をお試しください。

アプリの環境設定を確認する

アプリ自体の環境設定を確認してみましょう。
例としてMac純正のテキストエディットで説明します。

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テキストエディットの「環境設定」を開きます。

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「新規書類」タブを開き、「スマートダッシュ」と「スマート引用符」のチェックを外します。


アプリによっては「引用符を自動変換」といった別の表現になっている場合もあります。

アプリを再起動

上記の設定が終わったら、アプリを再起動してください。

このようにアプリ固有の環境設定を見直してみると直る場合も有ります。

iPhoneで自動変換を無効にする方法

どうやらiPhoneも同じ事象が発生するようです。

iPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「キーボード」→「スマート引用符機能」のスライダーをオフにすることで解決します。

まとめ

これ、ついつい設定忘れてコードが動かないって焦っちゃうんですよね。
Appleさんは何でこんな機能入れたんでしょう…。

スマート引用符とスマートダッシュ、全然スマートじゃない…。

もしこの事象で困ってる人は試してみてくださいね。